ぐったりと。

長引いた仕事にくたびれ果てた帰り道。
携帯端末から聴こえるゆかりさんの。
「嘆きの丘」の歌詞と歌声に。
うっかり込み上げるものを覚えたり。
多分、数年前の己ならば、平静な心では。
受け止められなかったかもしれない、歌世界。
その事に、手前勝手な幸せと寂しさと切なさを覚える。
今日この頃の己でしたり。
そんな感じで。
聴けば聴く程、心のあちこちに響き渡る。
一枚でありますです、この『木漏れ日の花冠』は。