さが路純米吟醸（祝）生原酒（都鶴酒造/京都）。

先だっての京都嵐山散策の旅にて。通り縋った化野念仏寺近くのお酒屋さんにて購入した五合瓶二本の内の一本がこれでした。普通は帰り道に買いますよね、なルート上に此方のお酒屋さんはありまして。試飲販売、に釣られて行く道でふらり立ち寄り、可能な限り試飲させて頂きまして、購入。大振りで糖度の高い地元京都の酒造米「祝」にて造られた無ろ過原酒だそうで。蔵元さんが目指す味と、杜氏さんが目指す味との鬩ぎ合いの元に生み出されたとおっさる、ちょっと他には無い味わいはなんつーか、癖になりますです。しかも、ものっそいリーズナブルなんですよ。この味わいと楽しみを思うと、地元購入ってこともあるのでせうが、吃驚する程安価でしたです。後、お酒そのものの味もさることながら、お店でお相手下さった蔵元の方が、己如き胡乱が口幅ったいなあと思いつつ、とても極めて京都な方で（何）。地酒を買い求める醍醐味と言ふものを再確認させて頂いたと申しませうか。めっさ楽しかったです。観光であれ散策であれ、出向いた先で見掛けたら立ち寄らずには居られない場所として己的に外せないのが、地酒地麦酒地蒸留所地ワイナリー地元の酒屋さん、なのは、こういふ一期一会な出逢いが堪らんから、と言ふのが一番の理由だったり。その事を改めて再確認させて頂いたのも嬉しかったです、はい。