色々溜め込んでますが。
リアルタイム購入書籍で、一つ(何)。
- 作者: 森永みるく
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/11/12
- メディア: コミック
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そんな感じな引きたっぷりな展開。第一巻のラストも、どうなるどうする?!な引きが入っておりましたですが、こりはまた凄い。てか、まさにレイニー止め。つか、関係ないんですが今己、何故かこの作品と対極にある某ジャンルのコミクス@ゆかりさんが黒うさぎでアニメ版みて「きゅんとした」とか申しておりました某純情な浪漫地下(仮名)を某友人から借りておりまして。丁度3巻まで借りておりまして。そのラストにも見事お約束な引きが入っておりまして。「気になるから続き貸してくれへん?」ゆーたら、「え?読みたいん?もーええやろ?」と真顔で言われました。まさにダブルレイニー止め状態。あの、エエ加減付き合い長いねんから己がBLも平気で読む人間やって事を認めて頂きたいもんですしくしくしく(どおでもええ)。そりは兎も角、なんつーか、己、好きですわーこのシリーズ。所謂ガールズラヴものなのですけれども、恋愛モノの王道をきっちり丁寧に見せて貰いながら、テーマがテーマだけに正に先の読めない感じがあって。語弊を恐れず申せば、この先の読めなさ加減がドキドキの元なのかなあと。普通の、男女の、或いは、所謂ボーイズラヴの物語であっても、先の読めない恋愛は幾らでも勿論成立し得るのですけれども。でも、どんなにお約束な展開が進んでも尚、どちらに転んでもおかしくない危うさを孕み続ける、なんてお話は、まだまだ全然描き切られていないジャンルなのかなあとか。幾らか愛読している、おにゃのこ同士の恋愛を描いた物語を読み返すにつけ、なんとなくそんな風に感じてしまうのです。いや、単に己が物知らずなだけで、世には既に良作花盛り状態なのかもなんですが(汗)。ともあれ、手に汗を握りながら(えー)、大事に大事に読み進めたい作品です。しかも、次巻以降はこれまでの展開では余り深く触れられてこなかった、あっこちゃんの内面を描くターンに愈々入るらしいので、それも含めて大変楽しみです。