芸術の秋して参りましたですー(何)。

週末、実は紀州さんと友人のティータイムコンサートを。
観に行く予定にしていたのですが、紀州さんに急なお仕事が入りまして。
ちょびっとしょんぼりしていた所へ、某Mさんから別なお誘いが。
だもんで渡りに船的に(ヲイ)行って参りましたです。
兵庫県立美術館にて開催中の、シャガール展に。
某Mさんちのフォトログで触れられてましたですが。
割と好みが分かれる画家さんですよね、シャガールさん。
だもんでとても遠慮がちに誘われちゃったんですが(えー)。
そんなに嫌いぢゃないですよ、と言ふ事でご同行させて頂いた次第。
己にとってのシャガールさんは、後期のリトグラフのイメージだったのですが。
版画とかエッチングも非常に独特で面白く。
劇場の壁画として描かれた巨大絵にも色々と改めて感銘を受けましたです。
こうして色んな時期の作品を短時間ではありますですが。
通して眺め渡すと、やっぱり一番好きなのは旧約聖書を題材とした版画とか。
後期の、色彩の強い、赤や青が鮮烈な油彩の連作とかでせうか。
後で売店で拝見した絵葉書とか複製絵とか目録で目にしたものとは。
全く異なる、手触りとか質感まで視覚に飛び込んでくるようなあの色は。
やっぱり、実物に触れられるといふのはホント良いなあと。
しみじみ思われるものでしたです。
良い機会をありがたう御座いましたです、某Mさん。


所で。
展覧会の後、某Mさんが行ってみたいと言ふケーキ屋さんで。
お茶でも、と探してみたのですが。
んでもって、直ぐに見つかったのですが。
お持ち帰り専門のお店、だった、件(笑)。
でもとっても美味しそうなお店だったので。
夜の飲みから合流する予定の紀州さんへのお土産とか。
時間があれば電車か駅で食べようとロールケーキのカットしたのとか。
買い求めて取敢えず、駅まで。
が、流石にロールケーキ食べる隙は駅でも電車でも無く。
紀州さんとの待ち合わせ時間までお茶したにしむら珈琲さんで。
店員さんの目を盗んで食べようと目論みましたが叶わず(え)。
結局、待ち合わせまでの時間に泉の広場で食べたと言ふオチ(えー)。
や、美味しかったです、ホント(えーえー)。





画像は、にしむら珈琲さんにて。
後ろのいちぢくのタルトが某Mさん、手前の南瓜ムースケーキが己。
季節のケーキって謂われたらどうしても手が出てしまいますです。


さて、紀州さんが合流しての夜の飲み。
こりまた某Mさんお薦めのベルギー麦酒のお店でして。
早めの時間に入ったのが幸いしてカウンター席をゲット。
生麦酒も此処でしか飲めない感じのものが飲めます上。
ボトルの麦酒も各種多様に取り揃えられておりまして。
しかもそれぞれ、専用グラスに注がれて出てくるのです。
いやー、シメイ・ブルー、美味しいとは前々から思ってましたですが。
まるでデザート容器のような広口の横幅の長いグラスに。
お店のお姉さんが丁寧に丁寧に注いでくれたものを飲むと。
こんなに美味しい麦酒は生まれて初めて!な感じで吃驚でしたです。
二杯目は実験用のフレスコみたいなグラスに注がれて出てくる麦酒で。
グラスの数に限りがあるのか、頼んだ瞬間ちょっと確認してましたですね(笑)。
こりまた丁寧に注がれた濃い琥珀色の麦酒の中を。
細かい泡が柔らかい曲線を描くグラスの中綺麗に上がっていくのを楽しみつつ。
ゆっくりゆっくり頂きましたです。
てか、どんだけゆっくり頂いてもその泡が途切れずいつまでも綺麗で。
その為のグラスなのだと実感。
ボトルの首にも専用グラスの絵が描いてありましたし。





サイズを測るために紀州さんの手を後ろに配置(ヲイコラ)。
フラスコのやうなグラスが木組みに挟まっておりまして。
横のバーみたいな所を握って飲む訳です。
いつまでも冷たくていつまでも泡が綺麗でうっとりでしたです。
後ろは紀州さんが頼んだトラピスト麦酒、こりまた名前を忘れました……。
アルコホル度数の高いしっかりとした黒麦酒っぽい麦酒でしたです。
手前はベルギー野菜のサラダのお皿。
そうそう、お料理もベルギー風と言ふことで。
酸味のあるソース付けて食べる二度揚げされたポテトフライとか。
ムール貝の白麦酒蒸しっぽいのとか(スープも残らず飲みました)が名物で。
後は、くだんの野菜サラダや生ハムやピザや干しいちぢくなんかも頼みまして。
もう、麦酒がめっさめさ進むものがどっさりで。
後、デザートさえも麦酒にめちゃくちゃ合う感じで(笑)。
とっても美味しかったです、てか、楽しかったですー♪
また是非行きたいものです、有難うでしたです、某Mさん、紀州さん。
てか、某Mさん、いつも素敵なお店に連れて行ってくれて。
ホント、有難う御座いますです(平伏)。


と、まあ、そんな感じで。
充実の、食欲の秋な週末でしたです……ってあれ?(笑)