嗚呼……己的懐に仕舞いこんで大事に大事に読んでいたい作品の一つが、遂にアニメ化本決まりな模様。ちょっぴり不安もありながら、でも、声と動きと色が付いたこの作品世界がどんな風に広がりを見せるのか、楽しみでもあったり。んでもって今回のコミクスですが、遂に！レイコさんの過去が！（大げさな）やっぱり思った以上に素敵な人でしたわー（えー）。作者さまが後書きでレイコさんと夏目の違いについて触れていた一文がちょっと印象的。後、田沼くんよりも夏目の方が声掛け難いって女子が話すくだりとか。巻を重ねるに連れて夏目自身の世界が緩やかに平穏な日常と重なって行きつつあるので忘れ勝ちなんですが、今回巻末に収録の特別編で描かれたような、非日常を生きている夏目とそうでない（人間の）友人たちとの間に横たわるものの大きさに、胸が詰まります。でも、それでもちゃんと、夏目をそれぞれがそれぞれなりに受け入れ、或いは受け入れやうとしている、その姿の描かれ方に、切ないですが暖かくもなったり。や、上手く申せませんですが、息長くずっと、続いて欲しいシリーズです。タキちゃんにももっと活躍して欲しいですし（結局其処かい！）。
※追記：うっかり田沼くんの名前間違えてました直しました（汗）。つか己の脳内今どんだけゆかりさん好き好きなのかｔ（蹴倒
