祈る。

心を込めて。
世界が変わってしまったあの日を思い出しながら。
優しさや思いやりや歩み寄りや理解や。
共に在ろうとする気持ちが。
綺麗だけれども脆くて儚いものだと気付いた。
あの日を思い出しながら。
想像する事はとてもとても痛くて。
辛くて苦しくて自分の弱さを思い知らされることだけれども。
それでも、止めないやうに忘れないやうに。
祈る。
心を込めて。
変わる世界に、でも。
負けない気持ちを込めて。




そんな感じで。
ブランクにしていた日付を埋めてみる(何)。
上手く申せませんが、6年前のあの日を境に、確かに。
己の目に見える世界は大きく変わってしまったのだと思うのです。
そしてそりは、6年の年月の中、未だに進行中なのです。
漠然とした不安や哀しみは今も尚、己の心に。
深く蟠って消えそうにないですが。
でも、だからこそ、求める気持ちや祈る気持ちを。
捨てないで居たいなあと、そんな事を。
この日を迎える度に、思ったりもするのです。


ぶっちゃけ。
世界が平和でないと。
己自身の、このささやかな日常的な諸々の幸せを。
安心して享受出来ないから、ってただそりだけの動機なのですが(ヲイ)。
それでも、祈る気持ちを捨てないで居たい。
そして、その祈りが決して無力なだけのものではない事を。
何処かで信じて居たい、そう思うのです。