今日は。

昔とてもとても御世話になった、己の大切な人の。
十何回目かの御命日……だった気がするのですが(え)。
いや、もしかしたら違ったかもしれないのですが(えー)。
色々と雑事に取り紛れてうかうかと。
結局思い出す事も、無いままに。
気がつけば一日が終ってしまっておりましたのです……ご、ごごごごめ……(汗涙)。








そーいへば。
その当の日も、ちょうどあの百貨店の駐車場で。
家人と二人して何に苛立っていたのか。
せんでもええ諍いを起こして。
せんといかんお買い物をぶっちして帰宅して。
留守番電話に残っていた訃報に、最初は何を耳にしたのか分からず。
後はもう、なんつーか。
なんつーか、色んな事が、あっちゅー間でしたです。


んでもって、何の引き合わせなのか今日の午前中には。
つい先日、急に亡くなられてしまった、己的懐かしの先輩が。
視聴者参加に応募して、採用されたとかで。
ご家族と生前、出演されていたローカル番組が放映されるとかで。
お出掛け直前に間に合うタイミングで観る事が出来て。
嗚呼、何だか先輩、疲れて見えるなあとか。
嗚呼でも、この人昔から人と目を合わせるの、苦手とか言ってたなあとか。
苦手や言ふてんのにわざと覗き込んでは嫌がられたなあとか。
俯いて困った顔してる姿、ちっともあの頃と変わらんなあとか。
だから別に疲れていた訳ぢゃないのかもなあとか。
寧ろ己が知っていた頃よりもふっくらして見えるなあとか。
物凄くぼんやりと、眺め観てしまっていたり。
言葉少なく、カメラに目を合わせる事も殆ど無く。
でも、あの頃のままの声とか、俯き加減の顔とかが。
何だか不思議でした。
何だか不思議なまま、うっかりとビデオに撮ったりしなくて良かったなあとか。
思ってしまっていたり(何)。


かと思ふと。
この日は、何だか酷く暴力的なニュースが引っ切り無しな一日で。
銃が人を殺した訳ではなく。
人が銃を使って人を殺したのだと。
そりは忘れてはいけない事実なのだけれども。
その力を安易に振るう事の出来る社会は矢張り何処か。
おかしくはないかとか。
どんな理由であっても、思想であっても。
人の命をあっさりと断ち切る正当性なんて何処にも無いのだと。
何処へ向かって叫んだら良いのか分からない。
苛立ちと哀しみと虚無感とを抱えて。
ぼんやりとする内に、日付変更線はあっさりと己の後ろに過ぎて行き。


だもんで。
ふと思い出した、気に為るアニメのネット無料配信になどアクセスし。
その本放送にワクワクと観入りながら。
胴回りのサイズを拡大するばかりだと知りつつ。
何かの免罪符のやうにゼロカロリー炭酸飲料で割ってみた米焼酎を。
2、3杯飲みなどしつつ、ナッツを頬張り。
観終えたのに少しも眠気を催さない頭を宥め宥め。
割と好きな声質とうだうだトークが素敵(笑)な某声優さんの。
ネットラジオを掛けっ放して、ベッドに横たわったのでした。


そりが、今年の己の、4月17日。


どうか。
どうか己の知る、沢山の人たちに。
どうか。
どうかこれ以上何かしら辛いことや。
酷いことや、悲しいことが。
出来るだけ起こりませんやうに。


日常に取り紛れて忘れがちな、祈りを。
不意に思い出すのは、こんな夜。