表紙の色合いが「cool moon」な某カプを懐かしく思い起こさせる（胡乱）待望の第二巻、発売日に近くの書店で見当たらず、翌日職場近所のアニ友さんで購入。つーか、やっちゃいましたよ杉本先輩……てーか、凄まじい家庭環境でしたよ！ジョーと思わせてエイミーとは（何）。そりにしても、
愛する人に愛されない事に囚われる人が、周囲を惹き付けて離さないと言ふ構図は何とも危ういと言ふか、痛々しいと言ふか。そんな感じに杉本先輩の「普通の女の子」さが腑に落ちてしまったりした己は、いつの間にやら各務先生や杉本姉Ｓの位置から彼女たちを眺めてしまっているのだなあと、ほんのりほろ苦く。そう、ふーちゃんもあーちゃんも、そして京子ちゃんも、この世界の少女たちは本当に、普通に当たり前に女の子たちなのです。彼女たちの恋はどれもこれも、当たり前で真っ直ぐで痛々しくてほろ苦く。だからこそ己は、彼女たちの背中を遠く眺める事しか出来ない。大切に、見守る事しか出来ないのです。ちなみに、杉本四姉妹で誰が一番タイプかと言われたらやっぱり己は、和佐さんを選んでしまいそうです（笑）。杉本先輩ぢゃないですが、キャンバスに向かっている彼女の「おとこらしい」後姿にちょっと惚れそうですおのれ各務先生……！（マテコラ）ちなみに、おにゃのこたちの中ではあーちゃんが良いですねえ……♪
