大阪コレギウム・ムジクム特別演奏会

O阪北区にあるザ・シンフォニーホールにて。
楽器弾きの友人からのお誘いで、『マタイの受難曲』を拝聴。
友人は勿論楽器持って舞台の上でしたんで。
己は独り、当日券を購入して入場です。
受付のお姉さんに「お薦めの席は?」とか冗談半分で伺った所。
「昨日は指揮者の方、こちら側を良く向いていたようです」と言って頂いたので。
二階のB席向かって左の方に陣取る事に。
オケが第一、第二とあるもんですから。
場合によっちゃー、友人が死角に入るかもなあと心配していたのですが。
何と、舞台に上がってきた友人と目と目がばっちり合う位置でした。
つーか、ホンマ、測ったやうに真正面で。
出入りの度に手を振り合ってしまいました(笑)。
演目は、新約聖書のマタイの福音書を題材にしたオラトリオで。
ええと、要はオケと混声合唱団と独唱者でやる歌劇みたいなものでせうか?
己も詳しくは知らないんですが(ヲイ)、二部構成で合計3時間(!)。
間の20分休みの間に、ロビーのお店でちょっと赤ワイン引っ掛けたのがアレで。
キリストがゴルゴダの丘へ引き立てられて行く前にちょこっと寝落ちましたが。
「イエスを十字架に!!」の合唱で思いっきし目が覚めました(コラ)。
てーか、正直、面白かったです
第二オケに居た友人、待ち時間が多そうなパートだったんで。
居眠りしないかなあとか心配したりしましたが(お前が言ふな)。
そんな事もなさそうで、いや、最後まで堪能しましたです。
アルトの独唱が男声だったり(カウンターテナーとはまた違うのでせうか?)。
福音書記録者」のテナーさんが大変に良いお声だったり。
キリストはバスなんですねえとか思ってみたり。
対訳つきの原詩がプログラムに別冊に付いていたので。
賛美歌の時はちょっと一緒に口ずさんでみたり。
(高校・大学と凝り性な音楽の先生に恵まれたお陰で。
クラッシックの歌曲はラテン語やら伊語やら独語やらで歌わされた己だったり)
新約聖書でもキリストの受難のくだりは色々と縁があって。
自分でも読み返す機会が多かったりする箇所だったのも幸いしてか。
演奏中は、ちっとも退屈しませんでしたです。
つーか、バッハって面白いなあとか今更ながらに。
機会があったらCD探してみやうかなあとまで(笑)。
いや、楽しいコンサートでした、有難う友人(平伏)。
所で、帰り道。
無謀にも歩いてO阪駅まで帰ろうとして。
うっかり道に迷ったのは此処だけの内緒です……(逸らし目)。
とらに寄る暇が……(其処?!)。