一番バトン?そりとも……。

正式名称は、「好きなものバトン」でオケー?(誰に訊いている)
さてさて。
和色成分解析を楽しんで頂いた模様の某MさまのBlogにて拝見以来。
いつ答えやういつ答えやうと思っていた、このバトン。
ええ、優柔不断と浮気性が服着て歩いているやうなこの己に。
「一番」を答えさせやうなんて、あなた、そんな…(何)な。
そんな有り様になる事、超請け合い♪(ヲイ)


ではでは、まったーりとやってみませうかねえ。
例に拠って、テケトーにだらだらやらせて頂きますので。
ちょいと、隠し隠し。








□一番好きな季節
秋。9月から11月末の、そろそろ寒くなる頃合いまで。夏が終わって中途半端に暑かったのが不意に風の匂いとか温度が変わったなあと感じられる辺りとか、冬が迫って空とか海とかがぐんと遠い色に変わる頃とかが好きです。しとしとと、静かな雨が降るのもだいたいこの頃ぢゃなかったでせうか。前走者さまに倣って(笑)食べ物で言ふと、果物、野菜、お魚、何でも味わい深く頂けますし、まさに全てが実る頃ですからねえ。暑くかったのが涼しくなっていくので、お料理するのが苦にならない季節でもあります、大好きです。次点は、Mさまと概ね同じ理由で、春(笑)。


□一番好きな時間帯
夕暮れ時。空が静かに色を変え始める辺り。季節問わず、場所問わず、空とか雲とか落ちる陽の光とかが見られる場所で過ごすのが好き。就業中は全く見られないので、辛い(笑)。次点、明け方。暗かった世界にほんのりと何処からともなく明るさが忍び寄ってきて、積もった雪が溶けるやうに闇が少しずつ青く白く変化していくのを見るのが好きで、高い所に住んでいるのかも(笑)。ああ、そういへば、高い所から日暮れ時の街を見下ろすのも相当好きです。要は、世界の色が変わっていく瞬間を見渡すのが、かなり好きなのかも。


□一番好きな香り
一番は言えない(笑)。二番目以降だと、清潔な陽の匂いを湛えた洗い立てのタオルの、とか。封を切ったばかりのラフロイグの、ボトルの口から立ち上るヨードと煙臭いあの香りとか。金木犀が咲き始めたのを知らせてくれる街角の風の匂いとか。


□一番好きな国
日本。比べられる程、他国を良く知らないとも言ふ(笑)。


□一番好きな音楽
この世で一番の楽器、人の声が奏でる音楽。ジャンルで言ふと、良く聴くのは女性ソロボーカルの楽曲。ええ、所謂アニメキャラソンも含めて(笑)。千葉紗子さんの歌声、結構好きかもとか思ってみたり。裕木奈江さんっぽいからぢゃないですよ?(笑)後、YUUKAさんはちょっと、酒井法子っぽいかもとか言ってみる(どさくさ)。今はちとせさんの「ハナダイロ」をエンドレス拝聴中。この人の声はホント、極上の楽器としか言いやうがないです。もっともっと、色んな楽曲を歌って頂きたいです。後は、Coccoさんの新譜を聴くのを楽しみにしておりますです。早よ貸してね紀州さん(どさくさその2)。


□一番好きな飲み物
お酒ならやはりシングルモルトスコッチウィスキー。次点、黒糖焼酎。紅茶なら、ラプサンスーチョン(笑)。某Mさまに出逢うまでは、こんな正○丸臭い紅茶なんて、と微妙に迫害されていたのは此処だけの(え)。ホントに一番好きなのは、こんこんと湧き出る、或いは岩肌からちょろちょろと染み出てくるのを手で梳くって口に運ぶ、緑深い山の中の、湧き水。一汗かいた後なら尚更極上。


□一番好きなお菓子
和菓子。豆の香りと味が残されているやうな、上品な甘さの漉し餡で作られていたらもう、幸せの突き当たり(何)。個人的には、O阪帝塚山の福寿堂秀信さんとこの餡子に勝るものは無いと思っておりますです。後は、浜寺公園駅前のお店の松露団子の小豆餡。赤白ともに素朴ながらしっかりと豆の味が残っていてしかもちゃんと甘くて。毎度、丸めたてのを頂いてお店を出るや直ぐ、口に運んでは幸せな気分に浸ってしまいます(笑)。


□一番好きな和食
んー…難しいですねえ。釜で炊き上げたばかりのお焦げも香ばしい御飯に、新鮮なお魚の塩焼き、出来ればお刺身少々、出汁の風味豊かなお野菜の炊き合わせ、美味しいお味噌で作った具沢山の味噌汁、ちょこっと浅漬けやら酢漬けやら奈良漬やらと一緒に、香り豊かな緑茶も最後に出して頂いて、残った御飯でさらっとぶぶ漬け作ってかき込んで……そんな感じのお膳一式が一番嬉しいかも(ヲイ)。でもって、とっておきの純米吟醸酒なんかを、ちょっと冷たいかなあ位に冷やして付けて頂けたら、もう最高。言ふ事なし(ヲイコラ)。


□一番好きな動物
猫。子猫。掌に頭乗っけて。くたりとした身体を膝の上に伸ばして。ぐにゃりぐにゃりとした背中とかお腹とかを撫で擦って。ごろごろ言ってる咽喉元に指を遊ばせて、ほんの少しぎゅっと力入れたら、不思議そうな顔して見上げてくるけれども、ちっとも恐れない。好きにすれば?みたいな顔で目を細めて、ちっさい口元からちっさい牙と舌を覗かせたりする。そのざらついた舌で差し伸べた指を舐めたりもする。敵わないと思う。諦めて優しく撫で撫でを再開すると、満足そうににゃぁと鳴いたりする。そんな感じの、猫が好きです。


□一番好きな名前
平仮名で呼ぶと綺麗な音の名前。だから、「しずる」さんとか「なつき」とかも大好きなのですがにゃにか?(ヲイコラ)


□一番好きなアクセ
銀の指輪。汗かきなので実はアクセサリー類は苦手なのですが、シルバーの指輪とだけは相性が良いやうです。ごつくて頑丈なのが好き。ここ数年、オンでもオフでも嵌めっ放しなのは、uzuのシルバーリング。デザイン、質感とも、他の指輪を代わりに嵌めるのを躊躇う位しっくりしているので、かなりお気に入り。次点は実はピアスなのですが…こりは一番のお気に入りの片方を失くしてからがっくりきて、随分長い事嵌めてないです。てか、人から貰ったピアスは必ず失くすと言ふ良くないジンクスが己にはありまして。とある友人からは「二度とピアスだけはプレゼントしない」宣言を喰らいました(笑)。つーか、そろそろ穴、塞がってんぢゃないかと…(伏し目)。


□一番好きな場所
一番はないしょ(またかよ)。後は、海と山とを両方見渡せるやうな場所。夕暮れ時の風景が綺麗な処だとなお嬉しい。次点、山の中の沢。ごつごつした岩の上を歩き回って清流を泳ぐ魚を眺めて、木漏れ日に目を細めて、吹きそよぐ風の中でうとうとぼんやり出来たら、めちゃ幸せ。


□一番好きな温度
秋口とか晩秋くらいの温度でせうか?前走者さまに倣ってお風呂も回答しますと(笑)、どっちかっつーと温めのに長く浸かるのが己は好きかも。


□一番好きな髪形
触れるの前提なら、長くて黒い髪(笑)。ふわふわの、柔らかい手触りの長い髪も好き。短い髪の人の、綺麗な項を眺めるのも好き(其処まで訊いてません)。要は、その人に一番似合っていればどんな髪形でも。自分のなら、今くらいの中途半端な短さがこれまでで一番楽で好き。一番長くしていた頃は腰の辺りまであったのだけれども、今となっては自分でも想像つきません(笑)。


□一番好きな色
夕暮れ時の、色んな金属混ぜ合わせたみたいな高くて綺麗な空の色。次点、真紅に近い漆黒。或いは、漆黒に近い真紅。


□一番好きな人間性
むぅ?良く分かりません(笑)。明るくてシンプル?


□一番好きな顔文字
ぱっと浮かび上がったのは、己もやはり、「^^」でした(笑)。お見かけすると、ほっとしますですね。勿論、各種色々駆使しておられる方の文章や書き込みを見るのも大好きです。でも実は自分では敢えて全く使わないやうに心掛けていたり。つか、顔文字使うの気恥ずかしい世代なんですよ、きっと……(えー)。


□次に回す8人
8人って人数の根拠を教えろと小一時間(笑)。でもまあ、既に回答なされた方々が、色んな風に仰っておられますやうに。答える内にちょっとずつ、自分の中にある大切なものとかそれに向ける優しいやうな柔らかいやうな気持ちを思い出せる感じがして、確かに、ちょっと良いバトンでしたです。お気が向かれました方、そして、誰かの一番を知りたいと思っている方、よろしかったら是非、お持ち帰りの上、次の方へとお手渡し下さいませ(平伏)。




以上。
ちょこっとささくれ掛けていた気持ちが。
お陰様で、持ち直せた気がしますです。
勝手に拾っておいてなんですが、前走者Mさま、有難う御座いましたです♪(笑)