良い言葉やなあと、思っておりますです。


や、己的日参サイトさまの日記でのお話ですが。
己などは最近、めっきり小さく纏まってしまっていて。
そう、感情の起伏を露わにする事にすら。
疲れた…と言ふよりも臆病になってしまって居るものですから。
言葉が持つ力の大きさに振り回し振り回されする事から。
そしてその言葉の力の案外な無力さ加減を思い知る事からも。
極力距離を置いてじっと佇む時間を増やそうと。
守りに入ってしまっている感があるのですが。
そう言ふのって、本当に、良くない事であるなあと。
思わせて頂く事、頻りで御座いましたです。


要は。
愛する事云々以前に。
己には色んな意味で覚悟が足りないって事なのですが(伏し目)。
それでも。
己の心に燻る想いに火を付けて下さる。
こういふ、潔い言葉の数々に出逢えると。
本当に、嬉しかったり幸せだったり。
嗚呼、本当に。
色んな方に、こうした言葉の数々に触れて頂いて。
違うと声を荒げる前に、受け止めて貰って。
では何と言葉を返すか、どうやってお互いの心を。
言葉を知ろうと、知って貰おうとするのか。
暫し足を留めて考えて貰えたら良いなあとか。
物凄ぉぉぉぉぉおく口幅ったい事等を。
思ってみたりもする訳です。


てか。
愛するにも憎むにも。
伝えようとする事にも拒む事にすらも。
本当は、一人の人間として。
腹を括った覚悟が必要なのだらうし。
その気持ちが想いが。
たとへ誰にも理解されないとしても。
自分自身の身に引き受けるべきものでしかないと言ふ事を。
うん、己ももっと、ただ言葉の上の事では無くて。
真摯に受け止め、感じ取り、身の内に抱えるべきだったのだらうなと。
過去に散乱するあらゆる痛みを伴う事柄を省みつつ。
考えましたです。


多分そりは。
そんなに大仰なものでも、肩に力入れなければいけないものでも。
無い程の当たり前の事なのでせうね。
全て、この身に降り掛かるものを。
全て、己が引き受けること。
誰かに預けたりしないこと。
ただ、それだけの事だからこそ。
人の間に生きるしかない己にとっては。
当たり前にするのが難しい事なのだらうなあとも思うのですが。


ええ。
ホント、常に己に足りなかったもの。
これからも常に足りないままであるものの一つ。
それこそが、覚悟なのでせうね…うん(結局そういふオチ?!)。


嗚呼、そうそう。
くだんの己的日参サイトさまで絶賛連載中の。
オリジナルキャラストーリー<過去>編は。
とてもとても大河なお話なのですが。
己はこの物語を拝読仕って、先の大戦で徴兵・戦死した。
己的祖父の事を、改めて身近に感じる事が出来ましたです。
そして、残されて後、戦後暫く経ってから。
自死した祖母の事も…多分に。
直に言葉を聞く術が最早無い、己に連なる過去の人々の声に。
こうして耳を澄ます事が出来る事を。
こんな場所で何ですが、心から感謝したいと思いますです。