東京奇譚集』が切なくて…とへたれつつ。
一緒にお借りした『チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本 (中公文庫)』を。
先に読み始めた訳ですが、ええ。


やられました………!(滂沱)


翻訳されているのが江藤淳先生ってーのも。
何だか、色々と、切ない……!(涙目)
「世の中が荒れ果て、悪意と敵意に占領され、
人と人とのあいだの信頼が軽んじられるような風潮が
さかんな現代にあってこそ、このようなささやかな本の存在意義は
大きいように思われる」…この後書きの一文に。
思わず、背筋を伸ばして頷いてしまいましたです。
英文学にとんと疎い己なのですが。
この書簡集に現れた著作・著者の翻訳本位は。
暇を見つけて探してみやうかなあと思いましたです。
(げ、原書はご勘弁下さい…む、無理…)
先ずはタイムリーな所で。
ジェーン・オースティンの『自負と偏見』あたりから?(何)