カルバニア物語10 (Charaコミックス)

カルバニア物語10 (Charaコミックス)

いよいよエキューにも恋の季節(=発情期/笑)が!洋風ファンタジーの形を借りた、社会で奮戦するおにゃのこたちの物語(ヲイ)、ますます目が離せない展開になって参りましたですねー。毎度思う事ながら、この物語に出てくるカルバニアの人々は、それぞれの立場や責任に応じて善も為せば悪も為すし、立場や地位・身分の違う人にとっては時として無神経だったり無慈悲な言動も行なうのですが、決して悪人では無いのです。その辺りの機微が、己にとって、一つ一つのエピソードのエンディングにぐっと胸を衝かれたりスカッとした気分を味わったりする大事な要因なのだなあと。で。今回の巻頭の短編のラスト三頁などにも己、うっかり夕食を摂りに入ったお寿司屋さんのカウンタ席で読んでしまって昨日に引き続き目に涙を滲ませてしまったのでした。歳を取ると涙もろくなっていけねえやねぃ(何者)。