1リットルの涙 (バーズコミックススペシャル)

1リットルの涙 (バーズコミックススペシャル)

某クマーな書店員情報に付き、己が愛して止まない漫画家さまが作画を担当なされていると聞き及び。滅多に手を出さない、難病実話原作作品を手にした次第。結論。……幻冬舎さま、ご英断。出版社が変わってリニューアルしてしまった『百合姫』の執筆ラインナップにその名をお見かけしなくなって、物凄く寂しく思っていたのですが…こんな大仕事に携わっていらしたのでは、やむを得ませんですよね…KITA先生。己、色んな理由があって、こうしたノンフィクションもの(特にご本人さまに拠る手記)には為るべく手を出さないやうにしているので。もしかしたら、とても失礼なのですが、KITA先生が作画を為されていなければ、亜也さんの言葉や生涯に触れる機会を自ら閉ざしていたと思うのです。先に申し上げた通り、己の個人的な理由もあって、原作となった手記を拝読仕る事はもしかしたら、やっぱり出来ないかもしれないのですが…KITA先生がこうした形で描かれた、亜也さんといふ素晴らしい方の生涯に少しでも触れる事で得たこの気持ちを、己なりに、大切にしたいと思っておりますです。本当に。KITA先生、そりから、クマーさん、有難う御座いましたです(平伏)。そして、こんな己が…と思いつつも。木藤亜也さん、有難う御座いました。とんでもなく遅れてきた読者(しかも未だ著書を未読な有り様)ですが。ご冥福を、心から、祈らせて頂きますです……。