某O阪万博会場跡にある遊園地で。
毎年、夏場になると出現するちょっと変わったお化け屋敷。
今年は『犬神家の一族』と題しまして。
この高名な横溝正史原作のサスペンス小説を元に。
怖がらせてくれる趣向だった訳で。
(ちなみに昨年は『八墓村』だったそうな)
脅かしも、登場人物に扮した俳優さんたちが仕掛けるシステム。
遊園地の入場券込みの招待券を尾張丸さんが3枚持っているとの事で。
己&紀州さんの総勢3名、体験して参りましたです。


結論。
多分、とてもやりにくいお客さんだったみたいです、
己ら3人の組み合わせは……(伏し目)。


ええと。
長くなりそうなので。
詳細は、以下に続く(ヲイ)。




会場の中に誘導されて。
『犬神家…』の舞台となる那須ホテルからスタートして。
犬神家屋敷、青沼静馬の生家、殺人の現場の一つである廃屋、
その地下室?などなど…いろんな場所にいろんな人が潜んでおり。
最初は無言で立っているのに、突然叫びだしたり、
菊人形から落っこちてきた生首持って追っかけてきたり、
障子の向こうから出てきて障子を激しく開け閉めしたり、
血塗れて歩き回ったり……迫真の演技を見せて下さるのですが。
怖がる前に己の場合、「あ、これは静馬のお母さんか…」、
とか、「あれが松子さんなのかなあ…」とか、
「あの仮面の男は本物の方かなあ偽物の方かなあ」とか。
うろ覚えの原作の筋をぶつぶつ呟くので一杯いっぱい。
尾張丸さんは暗いと足元も良く見えない、との事で。
何が起こっているのか良く分からなかった所もあったらしく。
紀州さんに到っては何を考えているのか全くもって不明でしたですが。
徹頭徹尾、静か〜に淡々と周りを眺め回しており。
途中から、脅かし役の皆さまのターゲットは。
己らの後ろに続く親子連れに移ってしまった模様……。
己らが通り過ぎるまで不気味に佇んでいた役者さんたちは。
後ろの子どもめがけて声を上げておりましたです……(伏し目)。


もう一つ。
脅かし役の皆さんのテンポをずらしてしまった原因がありまして。
始まって早々の、お屋敷廊下辺りで己。
スニーカーを拾ってしまったんですよね(何)。
尾張丸さん紀州さんは小道具か何かと思ってスルーしたのですが。
どう見てもイマドキの若者が履くやうな、
メーカー・デザインのスニーカーだったもので。
多分誰かが怖さの余り脱げたのも構わず、
そのまま置いてけ掘しちゃったんだろうと思って。
以後己は、右手にスニーカーを提げたまま歩き回る事に……。


どおりで。
脅かし役の皆さん、己と目が合うと一瞬動きが止まると思った。
下手に脅かすと此れでしばかれるとでも思っていらっしゃったのか(マテ)。


そんな感じで。
ともあれ、自分なりには堪能させて頂きました、
久々のお化け屋敷体験でありましたです。
尾張丸さん、ご招待、有難う御座いましたです〜♪
でも多分、『八墓村』の方が怖かったと思いますです今年のより(ヲイ)。


そうそう。
スニーカーですが。
出口出た所で、係りの方にお渡ししました。
丁度己らの前に入って行った小学生位のお嬢さんたちの一人が。
片一方はだしで佇んでいたので、やはり小道具では無かった模様(笑)。
彼女たちは数メートル離れて、
つまりは出し物一つ二つ分ずつ離れて歩いていた己らにも。
良く聞こえる大絶叫を上げながら歩いていらしたのですよね。
スニーカー置いてけ堀するくらい怖がって貰った後が。
己ら甲斐のない3人組では、ホント、やり難かったでせうね(汗笑)。
いや、申し訳なかったです。


んで。
どうしても本家の『犬神家の一族』の筋が気になってしまった己。
土曜日そのまま紀州さんが泊まってくれると言ふので。
帰り道々TSUTAYAに立ち寄って借りちゃいましたDVD(笑)。
何度か映画化・ドラマ化されておりますですが。
市川崑監督、石坂浩二主演、横溝正史特別出演(笑)版が。
一番手頃な長さでキャストも豪華(ええお若い方にはちょっと、
馴染みがなさそうではありますですが…/伏し目)だったのでそれに。
色々と、「ええー?!」ってなネタもありまして。
それなりに楽しめましたです。堪能堪能♪


次は、『八墓村』を借りてこやうと思いますです(何)。


所で、某O阪万博会場跡遊園地では。
このお化け屋敷以外には特に乗り物には乗らず。
おみやげ物屋さんとグッズ屋さんを冷やかして。
ゲームセンターで景品目当てに真剣勝負して(主に己が…)。
かえるちゃんとおサルさんの手足長いぬいぐるみと。
テンガロンハット×2をゲットして参りましたです。
テンガロンハットが景品の射的は結構銃の精度が良くって。
4発中、2発が真ん中的中だったんですよ♪
他のゲームも比較的当て易いものばかりだったので。
お出での際には皆さま是非、チャレンジを♪(何処の回し者)