……などと銘打たれていると。
どうにも食指が動かない己だったり紀州さんだったりするのですが。
(またなんでこんな所で引き合いにだすねんといふ意見は却下/笑)
それでもやはり、例外は幾つか存在する訳で。
一昨日付の雑記で挙げた、『モンティニーの狼男爵 (光文社文庫)』とか。
嗤う伊右衛門 (中公文庫)』とか。
センセイの鞄 (文春文庫)』なんかがそれだったりする訳です。
(『センセイの…』は紀州さんまだ読んでないと思うけれども。つか。
もしかしたら紀州さん的ストライクゾーンを大きく外してるかもだけれども/笑)


そーいへば、己的村上春樹氏初体験であった。
ノルウェイの森(上)』&『ノルウェイの森(下)』。
印象的な赤と緑の表紙に金色の帯が掛かっていて。
当時は知らなかったのですが作者本人の意向により。
「純度100%の恋愛小説」とか何とかってコピーが記されてたのですよね。
だもんで、友人に借りてから一年以上紙袋の中で熟成させられる羽目に(ヲイ)。
それ位、恋愛小説なるものに縁遠い己だったりする訳で(遠い目)。


つーか。
この歳になってもまだ。
真正面切って、恋だの愛だのって言われたら。
赤面して裸足で逃げ出したくなる己の精神の有り様にこそ問題が(伏し目)。


でも。
おもへば夏目漱石先生の『こころ (新潮文庫)』だって。
恋愛小説っちゃー恋愛小説ですわな……(仄笑)。
しかして、武者小路実篤先生の『友情 (新潮文庫)』だけは未だに読めない己です。
だだだだって。
読了した己的友人の悉くが「あんなに腹の立つ話もないよ!」(笑)って。
脅かすんですもの……(伏し目)。
森鴎外先生の『舞姫』とどっちが(以下略)。