某友人曰く、「『みあい』やと思ってた」(何)。

深愛

深愛

道理で、ライヴ終わるまで会話が噛合わないと(何々)。「しんあい」ですよ、「しんあい」。珍しく、と言って良いのでせうか、奈々さんが感情の赴くままに歌い上げてる表題作、ラジヲやPVで聴いた時はそこはなとない違和感を感じてたものですが、ライヴで拝聴した後、そして、主題歌として採用されているアニメ作品を視聴した後だと、何だか納得と言ふか、しっくりきたと言ふか。このぶん振り回されるメロディ展開とか転調とかゴージャスなアレンジ(アルパは美香ちゃん、そして弦楽は篠崎ストリングス…!)とかに、まるで真っ向から喧嘩売ってるような(失礼)攻撃的で感情的な、そう、ぶん振り回し返すような奈々さんの歌声は、繰り返し聴くとすんごく「癖」になりますですね。っつーか、最早頭から離れなくなってますです(笑)。二曲目のねちっこい和製ロックな歌い方も、三曲目のキュートな歌詞世界に相応しいくるくると転がる歌声も、めっさめさ耳に残る感じで、ホント、或る意味とってもヘヴィな一枚でしたです。ええ、喘息再発で寝込んでる己の脳味噌には殊更ずんずんと響きますです(ヲイ)。とはいへ、そろそろ件のアニメ『WHITE ALBUM』の劇中歌で聴けたような、ミディアムテンポかつ独特の低音を生かした楽曲のウェートを、アルバム・シングル・ライヴでずんずんと増やしていって欲しいかな、かな、とか思う己は、間違いなく昭和歌謡で生まれ育った世代(其処?!その2)。てか、先日も某友人と散々、「奈々さんとゆかりさんで、明菜ちゃんのカヴァーアルバムとか出してくれないかなみっしー」とかって妄想を繰り広げた所だったり。いやホント、マジでどうにかなりませんですかね、某王様レコードさん?(ヲイコラ)