フラゲの為に途中下車(何)。

箱から出して頂きましたです御免なさい(平伏)。

Tomorrow(初回限定盤)(DVD付)

Tomorrow(初回限定盤)(DVD付)

そんでもって、「特典付いてませんでしたか?」ってわざわざ訊いて、黒ゆかりさん@通常版ジャケット裏生写真までゲットしましたです御免なさい(深々平伏)。限定版ジャケットの白ゆかりさんも、ふわり清冽で優しくて大好きなんですが、黒ゆかりさんの真っ直ぐな髪とかシックでシャープなスタイルも好きで好きで……って通常版も間違い無く購入しそうな己がちょっとアレですが(苦笑)。ともあれ、いつもより一本早い電車に乗れたので以前の職場の最寄駅に着いた途端席を立ち途中下車。開店直後の兄友(仮名)さんまでダッシュ→レジのお姉さん(職場母寄りの頃は居られませんでしたね)に「田村ゆかりさんの新しいCDありますか?」とフラゲにも関わらず突撃→「今日発売ですか?」「はい(真顔)」→以前からこのお店にいらっさる店員さんが未開封の入荷箱を開けて出してくれる→精算済んでから「あの、特典付いてませんでしたっけ?」→お姉さん特典一覧確認して引き出しから指紋付けない様丁寧にゆかりさん生写真取り出して下さる→「有難う」と笑顔で退店→ダッシュで駅まで取って返し。この間、僅か10分弱(えー)。色々あってやさぐれていたとは申せ、己も立派な王国民だなあと(其処?!)。そりは兎も角(前置き長過ぎ)、肝心の中身ですが、ゆかり姫曰く「武○士」な表題曲のPVは視界狭窄気味でちょっと残念でしたがもしかしたらこちらが本編かっつー位メイキングのゆかりさんが良かったので己的には全然お釣りが来る勘定(マテ)。先日某所で拝聴したゲストラジヲでのレコーディング中の面白エピソードを訊かれての「お仕事だから」面白エピソードは或る意味ミス暴露なんで、な言動に垣間見たプロフェッショナルな姿勢と相俟って、現場での気配りとか気の使い方とか何処までも「田村ゆかり」なゆかりさんにファンとして楽しませて頂く以上に、なんつーか、背中をどやして頂いた心地ぞ致しましたです。つーても己、社会人としては多分一生アマチュア根性抜け切らないままな気がするのですけれども(何々)そりも兎も角、そうる透さんの疾走感と透明感溢れるドラミングで始まる表題曲をきちんとフルで聴いて、ラジヲ音源で埋もれがちだったゆかりさんの独特の歌声がちゃんとバンド&ストリングスの分厚さに負けず劣らずいつもの存在感を見せ付けてくれた事に安心。てか、誤解を恐れず申せばこの楽曲、奈々さんが歌っても違和感の無い歌詞&音楽なんですが、ゆかりさんの声に掛かると全く違う世界を展開すると言ふか。奈々さんの歌が駆け出す彼女に手を引かれ連れ出して貰うイメージなのに対して、ゆかりさんの歌は隣に寄り添って、或いは背中を両手で押しながらでも決して追い越しもせず引きもせずな絶妙な優しさで滲みる感じ。奈々さんの「Trickster」と対比する事はもしかしたらゆかりさんにも奈々さんにも失礼な事かもですが、でも、王国民かつサポーターな己的にはなんつーか表裏一体な感じが致しましたです。それだけ三嶋Pの色が強く出たって事かもなんですが(えーえー)。ともあれ、ロック色前面な表題曲に対しまして、ちょっと幼い恋模様を描いた二曲目の、歌詞の内容の狙い目に絶妙にミスマッチ(褒め言葉です勿論)なテンションバランスフラットな歌声とか、現在ゆかりさんのラジヲ番組のエンディングで流れている三曲目の、ゆかりさん的王道の一つ(ゆかりさん自身が度々インタビューで言及している通り田村ゆかりと言えばコレ、な王道楽曲は幅が広いので/笑)、ポップな打ち込み主体なバックと甘く尾を引くコーラス@勿論ゆかりさん自身の拠るものとの掛け合いの絶妙さとか、聴き所満載なこの一枚。17日付けオリコンデイリーランキングでは堂々の5位。限定版&通常版の相乗効果とは申せ、メジャータイアップ無しでのこの結果、かなり嬉しい己でしたり。てか、あの、あれこれくどくど申しましたですが、この一枚を拝聴してつくづく思った事は、嗚呼己はゆかりさんの歌声が本当に本当に好きなんだなあと言ふことでしたはい(其処ー?!!)。