発売日を失念していてちょっと慌てた一冊です（ヲイ）。取敢えず四姉妹の末っ子さんには非難轟々なのだらうなあ……（其処？！）。つーか、好きな人が好きになってくれなくて寂しいからから好きになってくれる人にすがるって、其処まで正直に言葉にしてしまえる子どもっぽさがなんつーか却っておにゃのこには新鮮なのかなあと（何）。それをはっきりと突っぱねることが出来たふみちゃんはカッコいいなあと思いましたです。ほんの微かに残った未練含めて。でも、あーちゃんが居るからなんですよねえ……なんつーかトコトン色々と切ないお話です。後、織江さんと日向子さん、オチがホント素敵でしたー。さらりとああいふ結末も用意されていると、何だかすとんと肩の力が抜けると言ふか。十代のおにゃのこたちの恋模様の右往左往読んで肩に力が入ってる己もどうかと思いつつ（苦笑）。
ちっちゃい子って暫く見ない内にあっと言ふ間に大きくなっちゃうんですよね。このお話のコハルちゃんも同じく。コハルちゃんとマサムネくんの生活は、所謂「普通」とは少しずれた所にあるのですが、二人を包む気持ちや空気の心地良さはこれこそが「当たり前」であって欲しいと願わずには居られないもので。自分の中にある暗さや弱さを否定したり過度に意識し過ぎたりすることなく、ある意味誰もが巡り会う、波乱に満ちた「当たり前」な日常を「当たり前」に過ごしていく二人の春秋を、これからもずっと、ゆっくりと静かに見守りたいなあと。そう思わせてくれる穏かで優しい物語です。
おーのれーぼんかわない！！！（えー）色んな意味でじりじりと波乱を含み始めたこのお話、
幻冬舎版も早11巻。てーか、まだまだ続きそうで嬉しいです（えーえー）。つか、沢口くんの彼女の出番があんまりにも少ないから名前忘れそうですつか忘れてしまっ……（えーえーえー）。だだだだだって！沢口くん、あの子の事名前で読んでくれないから……！から……！（其処？！）続きがひたすら楽しみです、はい。
