勿論、初回限定版です(爽笑)。

circus (DVD付)

circus (DVD付)

発売日当日、書店で立ち読みした某アニソンムックの梶浦さんのインタビューににやにやしながら「そっか、FJYのセカンド・アルバム、7月4日発売なんやー」とか独りボケかましていたのは此処だけの……(伏し目)。帰ってからあちらこちらのサイトさまで「発売日!」「ゲット!」なお話を目にしてから青ざめたアホぅな己どしたです(どしたて)。でもまあ、職場近所のアニ友さんに在庫あったから良しと致しますです。ポストカードもポスターも頂きましたし。使い様も飾り様もなくて大変なんですが。でも、「荒野流転」も「romanesque」もポスター付いてたんですよね。でもって、どちらも律儀にテープが剥がれ落ちるまではお部屋の隅っこの壁に張られていたと言ふ(何)。今度は通常版ジャケットのポスターです。こりは良いYUUKAさんですね。つか、中身を語れよそろそろ(笑)。ええと、同梱のDVD「romanesque」のPVだけ初見だったんですが、ものっそいぐらりと来ました。YUUKAさんって秋吉久美子さんに似ているなあとか思っていたのですが、やっぱり似てるなあとか(其処?!)。後、手先と言ふか、肘から指先に掛けての動きがものっそい気に為りますです。綺麗ですよね。上記梶浦さんのインタビューにもあった表現かと思うのですが、哀しみを帯びた、日本語の歌に相応しい歌声、に物凄くマッチした動き。後、座り込んで上目遣いになった時の肩から首に掛けての線とか。「荒野流転」のPVでは、和室で横座りしているカットの彼女が一番胸にストライクでした。ちなみに「Slilly-Go-Round」では屋上でのボーイッシュなスタイルの彼女が一番好みです。てか、そろそろ楽曲の話をしやうよ己(笑)。タイトル曲、話題の「aikoi」、「Silly…」と来て、「blessing」の後に「荒野…」のフルヴァージョン。面白い構成やなあと思っていたら、「blessing」の変奏曲的楽曲「よろこび」が。ホント面白いです。そっちに気を取られて居る内に始まる「光る砂漠」。ちょっと懐かしい空気の漂う楽曲。そして「romanesque」。ドラマティックなうねりにうっとりしていたら、スタジオ一発録り生音&生声な「ピアノ」でドキっとさせられる。続く「六月は君の永遠」は、同じくピアノソロから入る生音&生声一発録りっぽい楽曲なのに、前曲とはまた全然違う色合いで。1st.の「ふたり」を思い出させてくれる優しさと穏かさ。そして「焔の扉」は深みと哀愁を帯びた弦楽に負けないYUUKAさんの「日本語の歌に相応しい」歌声炸裂、「angel gate」は確か同名のミュージカルのイメージ楽曲だったでせうか。ちょっとくすぐったい明るさを感じる歌でしたね。そんな感じで、「Circus」とは良くぞ名付けたものだなあと。目まぐるしく移ろうYUUKAさんの歌声とそれを支え包み挑発する梶浦さんの楽曲とに身を委ねる内に、楽しいひと時はあっと言ふ間に終わりを迎える、そんな一枚でしたです。己的に一番印象的だった楽曲はやはり、「romanesque」ですかねえ……あの繊細な腕から指先に掛けての動きが忘れられません(だからPVの話から離れろと)。