今年も後ひと月。

独り暮らしを始めてから、三度目の年末を迎えたり。
色々あって、見失いかけていた自身の輪郭も。
そりなりに相変わらず胡乱ながら、見えてきた気もしたり。


てーか。
ある意味百年一日の如くっつーか。
三つ子の魂百までっつーか。
毎度見失ってばかりいるものの。
本質はちーとも変わらんと言ふ事を。
改めて確認するばかりなだけ。
なのかもしれないとも思ってみたり。


こればっかりは。
馬齢ばかりを重ねたとて何一つ。
動かないものだなあと。
己の未熟な根っこを眺めて暫し呆然。


もちょっと。
積んだ経験の分だけもう少し。
上手い立ち回り方なり胆の据え方なりやり過ごし方なりを。
身に付けても良いのぢゃないのかなあとは。
流石に思い始めていたりもするのですけれどもね。
……ええ、ホント、そりなりに……(伏し目)。