何度も何度も頷きながら。

待望の、対談集を入手いたしましたです。

よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり

よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり

きのう何食べた?』はいつコミクス出るんやろーとか思いつつ、楽しみにしていたよしなかふみ先生の対談集をゲット。以前、雑誌『メロディ』で拝見した、羽海野チカ先生との対談も収録されていると見て、値段も見ないでレジに持って行って、支払いの時軽くびびったのは此処だけの……や、高い、っつー意味では無くて、飲み会に行く直前だったんですが、銀行に行くのを忘れていて財布の中身がちょっと寂しく(どおでもええ)。あ、飲み会の支払いの方はカードを駆使してちゃんと乗り切りました(ホントどおでもええ)。そりは兎も角、やまだないとさん+福田理香さんに始まって、三浦しをん先生、こだか和麻先生、再びしをん先生、羽海野先生、志村貴子先生、萩尾聖都先生(!)と、何とも豪華な顔ぶれの揃った対談集で御座いましたです。ええ、この豪華さを理解頂ける方は己と握手!みたいな(何)。特に三浦しをん先生との二度に渡る対談の内容は、お二方ととある方面的に同世代(笑)な己には色んな意味で腑に落ちるっつーか……ああそうか、言葉にして語るとそういふ事やねんなあ、と思い当たる事満載で。「BL」と言ふ表現について語りたい向きの方には是非ご一読して欲しいと切実に願う内容でしたです。と言ふか、己自身、「BL」と言ふジャンルには正直積極的に関わること(読んだり書いたり)をしてこなかった部分があって。でも、書くかどうかは兎も角(笑)、こちらの対談集にお名前が挙がって居る作品位は読んでみたいなあと思いましたです。後、「やおい」や「オタク」に関する認識・定義について実感や実体験を交えてのお話とか拝読した時には、「そうなんですよね!」と思わず膝を打つこと数限りなく(笑)。「フェミニズムはやっぱり関係なくないのよ」(三浦しをん先生との一回目の対談のサブタイトル)に関するお話は二回目の対談にも引き継がれるのですが、これはまさしく(勝手ながら)己らの世代の感覚なんや無いかと。「BL」や「やおい」、「オタク」特に女性の「オタク」に付いて理解を深めたいと思っている男性には是非、読んで頂きたいなあ等と思いました次第。や、全然怖くないですよ?よしなが先生の語る「フェミニズム」は(笑)。この言葉にも己、若干アレルギーが無いでも無かったんですが、そんな拒否反応必要ないんやなあと言ふ事が分かって一安心しましたからはい(胡乱)。