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さて。
前振りとは無関係に、『マリみて』新刊の読了ネタばれ雑感をば。
思いつくままにさくさく行ってみませうかね〜。
未読の方は、華麗にスールの方向で一つ(平伏)。
セカンド・レイニー到来か?!と期待ワクワク(マテ)だった今回。
前振りからして、美味しそうな感じでしたですが。
ミルフィーユってさて、どんなお菓子だったかなあと思ってる時点で。
割と終わってた己です(何)。
で、黄薔薇。
菜々ちゃん、サイコー♪(ぐっ!)
良くも悪くもお山の大将で。
周囲の人の注目や意識を集める事に慣れてる由乃んを。
こうもさくさくっとはぐらかすそのキャラクターも良かったですが。
それに対する由乃んの反応も面白かったですねー。
お山の大将でありつつも、自己を客観的に眺めてる習慣が身についているっぽい描写に。
忘れかけていた由乃ん改造前の日々を思った訳でありますです。
つーか、令ちゃんさん………(伏し目)。
モテモテなのは分かったですが、彼女はもうちょっと自意識を強く持った方が。
でも、それぢゃあ令ちゃんさんぢゃないのですよねー(笑)。
そりにしても、「森の中のホテル」のケーキ&ハーブティ二人前って。
下手なランチ奢るよりも高くついたんぢゃあと要らぬ心配をする小市民な己……。
次、白薔薇。
兄貴、キター!!!(大笑)
某所や己的お姉さまとのメッセなどでもちらほら語りましたですが。
己的脳内思い込みでは、歳の離れた、でもって家を出ている兄または姉が居るのは。
おのれー!な人の方だったのですが(何)。
「白薔薇の物思い」読み終えた今もその説は捨てておりませんですはい(だから何)。
てか。
この設定が後付だらうが思いつきだらうが。
これにて志摩子さんの内面に迫るに物凄く不透明だった部分が。
己的にはちょっくらクリアになりました気が。
しかし、物心ついた時には既に全寮制の学校……って。
中高一貫の仏教系学校とかでせうか?花寺は通学ありですもんねー。
お家を出っ放しって事は、大学だけ花寺っつーのも考え難く。
その割りには姉妹制度に寛容な発言……うーん、気になる気になる。
てか、そんだけお家を離れてるのにタクヤ君とは顔見知りなのですか?何で?
………と、藤堂兄語りはこの位にして。
やはり出ましたですね……おーのーれー佐藤聖!(大笑)
つか、セクハラ三昧くらっても猫にじゃれ付かれた程にも動じていない乃梨子グッジョブ。
てか、耳は指突っ込むもんぢゃなくって噛んだり舐めt(犯罪です)
枚数の関係かはたまた濃すぎるキャラの引き摺られてか。
ダイジェスト感は否めない白薔薇エピソードでしたですが。
その薄さがまた、行間読みの妄想を掻き立ててくれて堪りませんでしたです。
てーか。
壊れ志摩子さんが可愛いかった……♪(マテ)
さてさて、お待ちかねの紅薔薇。
遊園地デートですよ、お姉さま!(微笑)
……と盛り上がったのもつかの間。
ううん……こう来ましたか、今野先生……。
マガレト版「なかきよ」を読み返しつつ再読しますと。
うん、佐藤聖の悪ふざけに襖開けて乱入した柏木氏の過保護さ加減が。
ちょびっと腑に落ちたなあとか思ってみたり。
思へば、花寺の学園祭の時ふらふらと姿を見せていたのも。
もしやさっちゃんさまの動向が気になっていた所為だったりするのかにゃ?
でもって、彼の同性愛者疑惑に「?」がつき始めてるやうですが。
あくまでそりは、祐巳ちゃんの視点によるものかなあと。
三回目の読み直し後、己的には結論してみたり。
ゲイではなくても、バイかもしれないけれども。
ともあれ、彼にとって祥子は恋愛の対象にはなり得ないのは事実。
その理由は、「家族だから」……だけではなさそうですが。
色々と掘り下げると面白そうなのですが。
そりはまあそりとして。
頑張れ、祐巳ちゃん。
君が次のステージに上ることが多分きっと。
祥子自身の世界を更に広げる切っ掛けになるのだよ。
その果てにあるのが、いばらの森だらうが、魑魅魍魎の住まう世間だらうが。
二人ならずっと歩いていけるかも……そりが己の希望です。
つか、蓉子さまが名前すら出てこなかったのには軽くショック受けました(ヲイ)。
まあ。
ラストで瞳子ちゃんの名前が出たので良しとします(え?)
てかね。
瞳子ちゃんは、祥子の弱さをどれだけ知ってるのかなー……とか。
柏木氏が「同志」と認めるレヴェルだったら……ふ、ふふふふふ……(何)。
とまあ。
のったりくったりしている内に。
各所でネタばれ絵やネタばれSSがぼちぼちと。
色々と楽しませて頂いておりますのですが。
その中でも己的ハートを鷲掴みにしてくださいましたのは。
やはり、『STORY*GARDEN』柚田実咲さまの「ミルフィーユ記念日」でした〜。
なんつーか、もう、有馬菜々ちゃんがサイコーでしたです♪(微笑)
『アニみて〜夏〜』やってくんないかなーと短冊を探しつつ(え?)。
己的まったりと幸せな七夕的日常。